かってにインパクトファクター

子育てサラリーマンが日々の雑多なことをつらつらと綴ってます。時々政治ネタ経済ネタコンピュータネタなどをはさみます。

消費税をみなし課税するくらいなら、控除額のみなしを拡大しなさい

政府与党が将来の消費税10%課税に向けていろいろ検討しているようです。

ただ、残念なことに目に余る迷走ぶり。

ちょっと古いですが、
消費税還付手続き、わずらわしそう 財務省案が判明:朝日新聞デジタル

2017年4月の消費増税時に財務省が導入をめざす「還付制度」で、払いすぎた税金を消費者に返す仕組みが明らかになった。来年から始まるマイナンバー(社会保障・税番号)制度を活用し、払いすぎた税額を管理するが、消費者側の手間が増えるだけでなく、買い物履歴の情報を国に渡すことにもつながる。

払った消費税を低所得者に対してだけ還元すると言い出したかと思えばすぐ撤回してしまいました。

この話が出たもともとの原因は、消費税に逆進性(通常、税は金持ちから多く取るべきですが、消費税は所得に占める支出の割合の大きい世帯が割合として多く払うことになり、所得の低い人の方が不利になる)にあります。
そのため、海外では商品によって税率を変えようと言う軽減税率を導入している国もあります。
ちなみに、新聞社は頭が相当悪いらしく、新聞に軽減税率を導入するよう主張しています。
なぜ新聞に軽減税率が必要なのですか?|聞いてください!新聞への消費税軽減税率適用のこと|日本新聞協会

Q:なぜ新聞に軽減税率が必要なのか?

A:ニュースや知識を得るための負担を減らすためだ。新聞界は購読料金に対して軽減税率を求めている。読者の負担を軽くすることは、活字文化の維持、普及にとって不可欠だと考えている。

この軽減税率は、消費者にものを売る側の作業の煩雑さに加え、上記新聞社の様に主張する輩も多く、また線引が難しいことから、うまい制度ではありません。
「ぜいたく」のボーダーライン? イギリスの消費税 「VAT」(2) : Kind Regards。

この軽減税率については、売る側のお店の申告を簡便にするために、最近はみなし課税を検討しているとか。
「みなし課税」も検討を 自民党内で意見 NHKニュース

消費税の軽減税率を巡って、自民党内では、再来年4月から混乱なくスタートさせるためには、売上高に一定の割合を掛けて納税額を計算する、いわゆる「みなし課税」の制度も検討すべきだという意見が出ていて、今後、公明党との間で慎重に検討を進めることにしています。

もうね。どこから突っ込んでいいのかわかりませんが、根本的なところから突っ込んどきます。

これから中国の経済が崩壊して、景気が当面悪くなるこのご時世に、金の巡りにブレーキをかける消費税はやめませんか?


まあこんな事を言うと、じゃあ財源どうするんだとか、代替案はあんのかとかいろいろ言われそうですが。


私が思うになんですが、まず今の国の歳出。これがここ数年急激に伸びているんですけど、その原因って、社会保障ですよね。
一般会計税収、歳出総額及び公債発行額の推移 : 財務省

https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/003.gif

[国の財政] 歳出〜社会保障関係費〜 | 税の学習コーナー|国税庁

https://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/gakushu/hatten/img/ill04_02.gif

それも年金と医療、福祉で伸びている。

ちなみに、年齢別の所有財産はというと、世帯主年齢別ですが、こんな感じ。
個人資産 / 金融資産等保有額の年齢層別分布 と グラフ (2011年) ( 統計 ) - GOING EXTRA MILE - 英語を学ぶログ♪ - Yahoo!ブログ
http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-07-6c/hyper_kurakura/folder/452295/29/13102329/img_0?1378618539


つまり何が言いたいのかって言うと、ここ10年位で、年金とか医療費が急激に伸びている(医療費が伸びているのは医療が高度化しているということも有るんでしょうけど)理由はお年寄りが増えているからで、でもそのお年寄りの方が若い世代より圧倒的に財産を持っている。
そのお金持ち世代の老人の生活を支えるために、すべての世帯に平等な消費税を増やすことで対処しようとしている理由は何ですか?ってことなんです。

ということで、消費税をやめた時の財源なんですが、私は年金や介護、お年寄りのための医療費はすべて相続税から捻出するべきだと思っています。
相続税の課税を強化することで贈与が増えるかもしれませんが、それによってお金が回るなら願ったりかなったりですよね。


それでも、国がすでに作っている借金は返せないから消費税は必要でしょって言う人もいるかもしれません。

これも私の考えを書いておきます。

まず大前提ですが、お金はあっても回らないと経済は成り立ちません。ところが、何が要因になっているのかわかりませんが、収入があっても支出を抑える人や法人が出てくると、回るお金がどんどん減って経済は縮小してきます。
混乱しやすい内部留保に関する議論 | コラム | 大和総研グループ | 太田 珠美
http://www.dir.co.jp/library/column/20131029_007829.png
結局そうなると、経済がどんどん回らなくなるから、国や自治体が停留しているところからお金を吸い上げて、使って経済を回すなんてことになるんです。

これに対しては、資産に課税しようと言う意見を持っている人もいるようです。
『金融資産にも課税される時代が来る!?』 ~資産家への負担強化で日本はどうなる?~:世の中の動きの個人資産への影響を考えてみる:オルタナティブ・ブログ
ですが、私はこれには反対です。

金融資産に課税すると、今度は金融資産として計上されないように、タンス預金が増えるだけです。逃げ道があって正直者が損する制度にすると、結局嘘つきが生き残りうそつきだらけの社会になるだけです。


なので、私が提唱したいのは、人も法人も、収入に対して使ったお金すべてを控除して、残りを税金として徴収する制度です。そして、所得が少ない方は、みなしにすればいいんです。

こんなこと言うと、今でもサラリーマンはみなしで控除されているじゃないかって言われると思うんですけど、あれって基本的には働くために必要な物のための控除ですよね。
だから、仕事をするための靴は良いけど、ランニングのためのシューズはダメで、仕事のための研修は良くて、趣味のカルチャーセンターでは控除はされないんです。
ただ、サラリーマンはそもそものみなし控除が大きいから、実際に確定申告している人は殆どいないはずです。

私は、この控除を生活費すべての内、換金性の高いもの以外すべてに適用すればいいんじゃないかと思っているんです。
換金性の高いものってなんだって話ですけど、要するにnanacoで買えないやつです(一部例外はあります)。
電子マネー nanaco 【公式サイト】 : ポイント対象商品/対象外商品

インターネットショッピング・公共料金の代理受領、切手、はがき、印紙、年賀状、クオカード、テレホンカード、ビール券・酒クーポン券、アイチューンズカード、プリペイド携帯カード、タバコ、映画券・前売り券、地域指定ゴミ袋、ゴミ処理券、スキーリフト券など

具体的には、年収400万までは7割を消費するとして、120万円から50%(60万円)を税金でもらうと。
700万円を超えてくると、6割をみなしとして、280万円として140万円を税金でもらう。
こんな感じで、ある程度段階的にみなしを設定したうえで、年間いくら使ったか申告できる人は申告すると。
そうすると、税の逆進性も無ければ、余れば半分持っていかれるんだから、金持ちほど積極的にお金を使おうとするだろうし、いいことばかりです。

なんなら、マイナンバーとクレジットカードを紐つけてもらうと申告が一段と楽になります。


そして、経済が回りすぎた時だけ、消費税を上げてブレーキをかける。基本は0%にしとけばいいんです。仕組みだけ残して。


少なくとも今の消費税10%有りきで、どうすればいいのかに無駄な体力を使うくらいなら、経済が回る方向に税金を取るためにはどうしたら良いのかを考える方に体力を使って欲しいです。

そこは健康診断にしませんか?

もうすぐ40になろうとしているおじさんからの提言です。


えっ?人間ドックの間違いじゃないの?って思った人もいると思うんですけど、ちょっとここで健康診断と人間ドックのおさらいをしてみたいと思います。

まずは健康診断って何ってところからなんですが、
健康診断 - Wikipedia

学校や職場、地方公共団体で行われるなど『法令により実施が義務付けられている』ものと、受診者の意思で『任意に』行われるものがある。任意に行われる健康診断は診断書の発行を目的とした一般的評価のことが多いが、全身的に詳細な検査を行い多種の疾患の早期発見を目的としたサービスも広く普及しており、船舶のオーバーホール施設になぞらえて人間ドックと呼ばれる。

ということで、社会人でいう健康診断というと、法令で定められている年に一回の検査で、

  1. 喫煙に関する問診(対象疾患:喫煙行為)
  2. 身長・体重(対象疾患:肥満、その結果として生じる疾患)
  3. 血中脂質(対象疾患:脂質異常症
  4. 血圧(対象疾患:高血圧症、高血圧症に続発する疾患)
  5. 空腹時血糖・グリコヘモグロビンHbA1c(対象疾患:糖尿病)

という項目が検査対象になっている診断を指します。

全国健康保険協会でも
どんな健診があるの? | 健診・保健指導のご案内 | 全国健康保険協会
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g4/cat410/sb4010/r35

項目 検査の内容
診察等 視診、触診、聴打診などを行います。
問診 現在の健康状態や生活習慣(飲酒、喫煙の習慣など)を伺い、検査の参考にします。
身体計測 身長、体重、腹囲を測り、肥満度の指標であるBMIも計算します。
血圧測定 血圧を測り、循環器系の状態を調べます。
血中脂質検査 動脈硬化などの原因となる中性脂肪HDLコレステロール、LDLコレステロールを測定します。
肝機能検査 肝細胞の酵素を測定し、肝機能などの状態を調べます。
血糖検査 空腹時血糖またはヘモグロビンA1cを測定し、糖尿病などを調べます。
尿検査 腎臓、尿路の状態や糖尿病などを調べます。

などが検査項目として挙がっています。
幾つかパターンが有るようですが、オプション無しでざっくり6000円、1~2時間程度の検査となります。会社によっては全額健康保険組合が補助してくれて、自己負担無しのところも多々有ると思います。

じゃあ人間ドックはなんなの?というと、
人間ドック - Wikipedia

日本では、人間ドックは医療保険の対象ではないが、加入している健康保険組合によっては年齢などの条件(35歳あるいは40歳以上)を満たせば一定額の補助が出る。人間ドックは労働基準法労働安全衛生法で定められている健康診断に含まれる。

ということで、健康診断の検査内容をカバーし、その他様々な検査もやってくれるものを指します。
費用は会社が加入している健康保険組合が補助してくれるようですが、1万円以上の手出しがあり、また前日から食事をとってはいけないとか、半日から2日程度検査に時間を要するなどの負担があります。

検査項目の違いは下記リンクが分かりやすかったんです。もちろん病院によって検査項目に差異はありますが。
人間ドックと健康診断の違い - MRSO(マーソ) - 人間ドックの予約ならマーソ
https://www.mrso.jp/mrsocmscustome/wp-content/uploads/2013/08/design2_02.png
私の中では、空腹時の血液の検査と、便とバリウムを飲む胃部レントゲンあたりが主な違いと認識しています。

これまで私は、35歳以上になったら人間ドックと決められていて他に選択肢が無いんだと思っていました。ただ、仕事との兼ね合いを見ながら人間ドックの日取りを決めるのが面倒で、人間ドックの予約を後回しにしていたら、つい先日会社から催促があったんです。人間ドック受けてない人は年内には受けときなさいよと(毎年年度末まで引っ張る人が大勢いて、年度末はどうしても病院も忙しく日程調整が間に合わず人間ドックを受けられない人がいるんだと思います)。

私も過去に数回人間ドックを受けましたが、日程調整、前日から当日にかけての準備、半日以上の拘束とまあいろいろ面倒だなと思って今回はそれをなんとか回避できないものかと調べてみたんですよ。


で、上記のそもそもの定義から見てみると、どうも国が定めた法令では人間ドックではなく、健康診断をしなさいよということらしいぞと。人間ドックというのは、法令という観点からは強制ではないんだなと。

ということで、次は会社の担当者に電凸

聞いた限りでは、

  • 会社としては、人間ドックを受けて欲しい
  • 健康診断でも可は可
  • 特にどの診断を受けたとかは職場に連絡は行かない(理由とかいちいち上司から聞かれても面倒ですし)

という感じでした。


そして、会社としては、検査を受ける人は、半日休んでも半休扱いにならないところもメリットです(うちの会社的に)。
こうなると、例えば金曜日の午後とかに健康診断を入れると2時間程度で検査が終了してあとは遊んで帰るだけ。これって最高じゃない?

そんなわけで早速病院を探して予約。

速攻予約済ませて、奥さんにも教えてあげました。そしたら、
「いやいや、検査はちゃんとしたほうが良いでしょ。がんとかだったらどうすんの?」
と。

これは私の非常に個人的な意見ですが、がんって進行が早いがんと、進行が遅く見逃してもさほど問題ないがんに分わけられるんじゃないのと思っています。進行の早いがんって、見つかってもすぐに転移して非常に助かりにくく、逆に言うと、がんだと言われて、それでも治療して助かっている人は、実は進行の遅いがんだっただけなんじゃないの?と思っています。
まあ命に関わることなんで、最後は自己責任なんですが。
なんでこんなことを思うようになったかというと、実は東日本大震災の後の福島原発放射能漏れが起きた時に騒がれていた甲状腺がんは、進行が非常に遅いものが多く、老衰で死亡した人の何割かは甲状腺がんにかかっているということが書かれた記事を見たからです。
それから、いろいろ調べてみると、この手の進行の遅いがんはスクリーニング効果と言って、健康への影響が少なくこれまであまり検査していかなったものを、急に検査数を増やすと、急激に罹患率が増えたように見えることがあるということや、過剰診断と言って、治療が不要なものを見つけて手術してしまい逆に健康を害することがあること、またそもそも検査自体が健康被害を招くことが場合があるなど、必ずしも検査自体を善と考えていない人たちがいることを知りました。
「過剰診断」とは何か - NATROMの日記

そして、このブログを書くに辺り、以前みた甲状腺がんの潜在的な罹患率について書いた記事を探してみたんですが、それは見つからず、逆に病院の、甲状腺がんを治療する方法などが書いた記事が大量に。。。

やっぱり、検査や治療をしたほうが儲かる側からは、検査や治療をしなくてもいいですよって情報はなかなか出てこないですよね。逆にその人の利益が減る方向の内容を書いている人の方がよほど信用できそうです。

こんな私でも、検査して”がんですよ”って言われちゃったらやっぱり眠れない日々を過ごし、結局治療しましょうってなると思うんですよ。

というわけで、体に不調があったら病院に行く。それまでは基本気にしない。これが一番健康に良いような気がするんです。
あとは献血。年数回受けてますが、簡単な血液検査の結果は返してくれるので、それで十分です。今は過去の記録もネットで見れて便利ですよ。
f:id:postmaster:20151025030241j:plain
(検査の数値は一応消してあります)

ちなみに、私の奥さんは昨日レディースドックなるものを受けたらしいんですが、胃部レントゲンのために飲んだバリウムで体調を崩し、今寝込んでいます。

奥さんは知らなかったみたいですが、バリウム検査もそこそこ危険です。
バリウムの便は何日体にあると危険か - 人間ドックの予約ならマーソ

このことからもわかるように、バリウムが身体の中に長い間とどまることは非常に危険です。固まったバリウムが腸に穴をあけてしまい、重篤な事態になります。バリウムは消化も吸収もされませんので、飲んだら排泄されなければなりません。排泄をしやすくするように、胃の検査の時に最初に下剤を飲んでからバリウムを飲むことがあります。検査後の注意で必ず言われることは、水分をたくさんとることです。これは必ず守って下さい。水を飲むことでバリウムが固まることを防ぎ、バリウム便を排泄しやすくします。

体にとどまると危険だけど、検査だからやむなしってことなんでしょうけど、検査をする健康被害と、バリウムでがんを見つけて、結果的に助かるのはどちらがメリットが大きいんでしょうか?
バリウム検査における発癌リスク|新日本橋石井クリニック

ところが胃バリウム検査が意外に被ばく線量があることをご存知ですか。
直接撮影(大きなフィルムで撮影する方法)では15-25mSy。間接撮影(健診車による小さなフィルムで撮影する方法)では20-30mSyになります。胸部X線写真の被ばく量が0.1mSy(読売新聞の0.02mSyが間違い)ですから胃バリウム検査では何と胸部X線写真の150-300倍の被ばくがあることになります。

バリウム検査で妻亡くした夫が心境語る 検査そのものに危険性も - ライブドアニュース

バリウムX線検査は、はっきりいって30年前の理論です。凹凸の変化が出る(*注)のは、ある程度がんが進行している状態ですから、早期がんは見つからない。それで数多くの人が命を亡くしているわけです。内視鏡で検査すれば確実に早期で発見できるのに、見殺しにしているようなものです」

厚生労働省が胃がん検診に内視鏡(胃カメラ)推奨せず バリウム検査とどっちがいいの? - NAVER まとめ

複数の論文で、内視鏡検査により胃がん死亡が減少する効果が示唆されたが、論文の対象人数が少ないなどとして、05年の指針と同様、科学的根拠が不十分と判断。公費で行う検診としては「推奨しない」と結論づけた。

ネットの情報を鵜呑みには出来ませんが、バリウム検査でわかるがんは、比較的進行しているがんですってことですよね。でも国としては、内視鏡検査はエビデンスが少ないから推奨はしないと。



もうね、調べれば調べるほどドツボにはまっていく感じがします。
私は専門ではないので、実際のところはよくわかりませんが、検査や治療が増えても自分のところの利益にならない団体で、病院とかお医者さんとか製薬企業とかそういう業界と一切のつながりが無いところが、中立な立場から統計情報を調べてくれませんかね。私にはなにが正しいのかさっぱりわかりません。




とうことで、結論は何が正しいのかさっぱりわからないけど、逆に人間ドックのメリットもはっきりしなかったので、人間ドック面倒だなって思う人は、いっそ健康診断だけにして、会社の顔も立てつつ、余った時間をゆっくり喫茶店でお茶を飲んで過ごしてみてはいかがでしょうか?

初めて気を失った。。。

今日は飲み会があったんですよ。

同僚さんのお別れ会的な飲み会なんですが、そこのお料理がとっても美味しかったんです。

いつもは私は席を移動しない上に、わたしが座るテーブルでは食べる人が多くてそれほどお腹が一杯にならずに、お酒も進まないんですが、今回は途中で席を移動したんですよ。


そしたらそこには大量の余ったお料理が。


もうね。山程食べて、お酒も進められるままに飲んでたんです。

ちなみに私は普段お酒は飲まない上に、もともと弱いんですよね。



で、飲み会も終了して、帰りの電車での話なんですけどね。


途中までは良かったんですよ。

まあほろ酔い気分。電車の揺れもなんのその。


ちょっと電車が長い停車をする駅があって、そこで結構な人が降りるんですけど、席が空いたのを見てとりあえず座ることにしたんです。

そしたらなんかやばいなーってな感じの気分の悪さがこみ上げてきたわけですよ。


こりゃ最後まで持たないなと。


そう思って、電車もまだ停止していたので、すっと降りて、急いでトイレに行ったんですね。

で案の定大量の嘔吐。

もうこれでも勝手くらい吐いて、お腹の筋肉が悲鳴を上げて数分動けない位でした。


でもおかげですっきりして、もう大丈夫だろうと、ホームに行って、ちょうど来た電車に乗ったわけです。


ところが運が悪いことに、この電車が特急でして、私が降りる駅まですべての駅を通過するんです。


あれだけ吐いたからもう大丈夫だろうと高をくくっていたんですが、後3駅ってところでまたしても気分が悪くなってきて。
普段は全く気にならない電車の揺れも、悪酔いを倍増させるような気がしてくるんですよね。


これはもうだめだなと。でも電車の中で吐くのはさすがに回避したいなと。

そう思って、座ってたんですが、荷物を座席において、立つことにしたんですよ。
さっき座って吐き気がしたので、逆に立てばマシになるのかなという安易な発想なんですが。


とりあえず荷物をおいている席で立ってつり革に掴まって、これはやばいなー、駅につくまでに吐いちゃうなーなんて思いつつ、もう目の前がグルングルンに回ってたんですが、その後突然夢を見たんですよね。どんな夢なのかはもう思い出せないんですが、夢を見たんです。悪い夢ではなかったんですよ。



そして、突然どーんと後頭部を強く打つ衝撃と、「大丈夫?」と目の前に座っているおじさんが声をかけてくれる場面に出くわしたんです。

そうなんです。つり革に掴まって立っていたはずが膝から崩れてそのまま後ろに倒れたようなんですよね。
一瞬周りの人がぎょっとした感じが伝わってきました。

でも、強打したはずの後頭部は全く痛くなく。

気がつけば、あとひと駅で降りる駅というところまで来てました。

吐き気は気を失ったせいで若干後退した感じ。


なんとか駅を降りて、トイレの近くまで行って、人目につきにくいところまで行ったところで膝から崩れてまたはいちゃいました。

駅員さんごめんなさい。そして電車で驚かせてしまったみなさんごめんなさい。



いやでも、今回はじめて立ちながらに気を失いましたが、すごいですね。気づいたら倒れているって。おかげで電車の中での嘔吐だけは回避出来ました。



5年に一度位の割合でお酒で調子に乗って悪酔いするんですが、今回はちょっとひどかったです。
悪酔いした後1~2年は覚えているんですが、どうしても時が経つと痛みを忘れてついついその場の雰囲気で飲んじゃうことが有るんですよねー。
どこかのメーカーで、腕時計型で飲み過ぎをお知らせしてくれるヘルスメーター出してくれるところないかなー。

安保成立に思うこと

ようやく安保が成立したようですね。

しかし、私が通勤で使用する駅でも、若かりし頃に共産主義に染まってしまったおばあちゃんが未だに一生懸命戦争法案反対を訴えているわけです。

私は実はこの安保の中身がよく分かっていないんですよね。
一体どんな条件で日本が戦争に参加しなければいけなくなるのか。想定される場合が多すぎてというか全部拾いきれていないために、なんだかちょっぴりあやふや。まあ時代が変われば戦争のやり方も変わるんでしょうから、そこは柔軟に考える必要があるとは思うですが、大事なタイミングで民主党みたいなおとぼけ集団が政権を握ってしまうとそれはそれで後々禍根を残すことになります。

逆に専守防衛であれば、日本が攻撃を受けた時にやり返すわけですから、言葉でいう分にはわかりやすい。
ただ、わかりやすいのがいいのかと言えばそうでは無いと思うんですよね。


私はこういう答えにこまるときには、常に逆の立場を考えるようにしています。

今回はその逆の立場を中国においてみます。

例の過去に自国民を大虐殺したのに、その数を第二次世界大戦で日本人がやったことにカウントしている(と私が勝手に思っている)国です。


私が中国の立場なら、日本は9条があるので、攻撃されないかぎりは攻撃してくることはありません。なにかあっても、その徴候が感じられたタイミングで、日本にいる共産主義の知り合いを少し使って戦争反対を訴えれば、大規模なデモになって世論は簡単に流れます。過去に共産主義に流れた若者が今はいい年したおじさんで、マスコミの中枢にもたくさんいる(はずな)ので、マスメディアを通じた世論の扇動はお手のものです。

つまり、日本を攻撃したとはっきりいえる事実さえ作らなければ、日本は強硬な手段を取れないわけです。


となれば簡単ですよね。日本の資源が欲しい場合には、自国民を使って(装って)少しずつ日本の権利を侵食すればいいんです。戦争で言えば便衣兵と呼ばれる人たちで中国の得意技ですよね。便衣兵を攻撃すれば、一般人を攻撃したっていう良い口実が出来ますし。


でもなんでそんな嫌われそうなことして日本の資源を狙うんでしょうか?

私が中国の幹部なら、それでも結局同じようなことをするかもしれません。それは中国の経済で失敗すると国家が転覆する可能があるから。そして国家が転覆すれば、自分や親族、血族、子孫が虐殺される可能性がありますから。特に中華思想が影響しているのか知りませんが、中国人による虐殺には残酷なものが多いのです。国家が転覆する可能性が有ることは全力で排除する必要が有ります。

最近はインターネットの発達によって国が転覆するケースが相次いでいますが、中国はその辺賢くて、ツイッターも自国で開発したツイッターもどきがあるし、グーグルもどきもあるし、なんでもそっくりなツールがあって、中国の外とはつながっていません。更に、海外とはグレートファイアーウォールと呼ばれる高度な防波壁で分離しているので、都合の悪い情報はほぼすべて遮断できます(このおかげで、中国に有る日本支社と日本国内にある会社での情報のやり取りもいろいろ面倒があったりします)。
金盾 - Wikipedia

現在のところ、Webサーバへの接続の規制において、検閲対象用語を基に遮断を行なうのが特徴である。今後はデータベースのバージョンアップのみならず、パソコンのIPアドレスごとに履歴を解析し、ユーザー各人の政治的傾向を分析した上で接続の可否を判断する推論機能を持たせる予定であり、システム自体が人工知能に近付いてきている。
これは例えばサーチエンジンで「チベット」という単語を単体で調べても問題が無かったとしても、「チベット」を調べた後に「人権」を調べようとすると遮断されるといった事例がありうる、と『産経新聞』では報道された。検索の初期には表示されていても、問題ある語彙での検索を繰り返していると表示されなくなる場合もある。

なので、インターネットのつぶやきが大いなる同意を集めて群衆を呼び国家転覆というシナリオは中国では起こりにくい状況では有ります。

じゃあなにが中国を危機に晒すのかというとやっぱり経済なのでは無いかと思います。巨大な人口を抱える中国では、国民を食べさせるだけでも大量の資源が必要になります。大量の資源を集めるためには強い国になる必要があり、強い国になると大量の資源が必要になる。
そんなわけで、水も石油も原子力もお金もいろんなものが必要になるんです。

「正義の反対はまた別の正義」という有名な言葉がありますが、中国にも周りに嫌われても資源を強奪したい理由があるんですよね。


そんなわけで、資源を周りから強奪したい中国は、別に日本だけに嫌がらせをしているわけではありません。
南シナ海 - Wikipedia
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4a/South_China_Sea_vector.svg
中国の南に南シナ海と呼ばれる海域が有るわけですが、この海域で中国が主張する自国領土がまたとんでもなく強欲です。
これだけ領域を主張しないと将来自国民を食べさせていけないと考えているからなんだと思うんですが、それにしたっていくらなんでもひどい。


そして、この領域を完全に自国のものだと既成事実を作りたい中国としては、集団的自衛権というのは都合が悪いんです。なぜなら一つの国とドンパチが始まると、他の国も参加してくるから。
特に日本の様な草食系マッチョまでやってくると面倒。
日本が9条を盾に戦争に参加出来ないよーって言っている間に、南シナ海に隣接している国を個別に潰していって、そして戦争ナレしてきた頃に日本をぐりぐりするのが一番いいわけですよ。それまでは民間ジャブで済ませるんです。
同時に沖縄独立運動をもりてて、中国の庇護下にするという作戦ももちろん進めますよ。



ということで、私は何が言いたいのかって言うと、今安保が戦争法案だとか、アメリカの戦争に巻き込まれるとかいろいろ言ってますが、それ以前に、南シナ海にある中国以外の国と共闘して、中国に対抗するべきなんじゃないかってことです。
アメリカに守られることばかりが議論の焦点になっていますが、それにくわえて、東南アジア諸国を強欲な国から守っていくってことも視野に入れて集団的自衛権を考えたほうが良いんじゃないかなって思うんですけどどこか間違ってますかね?
後は、民主党の様なアホな集団が政権を握ってもむちゃくちゃされることがないように、これからいろいろ詰めていけば良いんじゃないかなと思うんですが。



とりあえずいろいろ最近思うことをつらつら書いてみましたが、なんか憲法9条は日本と言うより中国を守る条文な気がしてきました。

うちの部署なんか変

そう。変なんです。


この前も打ち合わせがあったんです。


メンバーは、部長二人、課長二人、担当私一人。


で、馴染みのお客さんに対する新しい提案をするとか。


部長1「今持っているデータを分析して**な結果が出れば、~~な提案が出来るんじゃないかな?」

課長1「じゃあはかせできる?」

私「これまでの解析結果から**なデータは出せると思いますよ。」

課長1「じゃあお願い」


部長2「具体的な分析結果が出たら、~~な提案をするんだよね?だれが作るの?」

課長2「これまでの経緯を把握しているはかせが作ったほうが良いんじゃないですかね?」

課長1「じゃあはかせできる?」

私「出来なくは無いですけど、どっちもそこそこ時間かかりますよ。」


部長1「じゃあ超特急で」

私「・・・」




な感じ。ちょっとデフォルメしてるけど。


なんか組織が頭でっかちというか、結局全部私がやるのね。

一瞬戦慄が走った

我が家では、4歳、3歳の子供とふとんで川の字で寝てます。


今日の朝、と言っても、もう朝の6時半。

嫁さんとふとんのなかでイチャイチャしてたんですが、うちの子の寝相が悪くこっちまで時々来ては押し返すを繰り返していたんです。

ただ、さすがに今日はもう起きるなと思ってフェードアウトしたちょうどその後、


「ママ見てたよ」



。。。


。。。


。。。


「なっ、何見てたの?」


「パパとお話してたでしょ」





セーーーーーフ。

なのか?




ビジネスの世界ではヒヤリハットと呼ばれる考え方が有ります。まあ細かい話はおいておいて、事故があるときはその事故より多くのヒヤリとする事例が起きているよということ。
逆に言うと、ヒヤリとすることがあれば、それは後々事故に繋がるよということです。


ということで、”子供が寝ている時に動き出したら、すぐにでも起きると思えよ”でした。