かってにインパクトファクター

子育てサラリーマンが日々の雑多なことをつらつらと綴ってます。時々政治ネタ経済ネタコンピュータネタなどをはさみます。

「デジカモ」で解決だ 長井工高開発に着手

水田の面積拡大に伴って、アイガモ農法に限界が生じて来たので、”ロボットの競技会で、いつも上位の成績の長井工高”に依頼をしましたというニュース。
こういうニュースは日本が平和なんだなと噛みしめることが出来て結構好きだったりします。
アイガモ農法の利点は

  • 雑草を食べてくれる
  • 害虫も食べてくれる
  • 水田を泳ぐことから、田んぼの土をかき混ぜてくれる
  • アイガモの糞が田んぼの肥しになる

という点です。なかなかこの手の話しの欠点と言うのを聞く機会が無いのですが、私になりに考えてみると

  • 毎日アイガモの世話が必要
  • 集団で行動するため、水田の面積が広くなると十分に行き渡ってくれない
  • 農薬を使うより、コスト(冬場の餌代や住まい作り)が掛かる

という感じでしょうか。
もちろん農薬を使わない方が体には良いと思います。問題は費用対効果。いくらお金をかけるとどれくらい見返りが見込めるのかが重要です。具体的には、農薬を使って寿命を1年縮める変わりに、安い野菜をたくさん食べて寿命を1年延ばせるのかどうかということです。
しかし、この手のアイガモ農法も、アイガモを専門に扱う業者を作って、冬場は鍋にして、夏場は農家に貸し出しという形を取れば、採算はあるのではないかと思ってしまう今日この頃。
あんまり話がそれると本題を忘れてしまいそうです。アイガモをロボットで出来るのかということ。アイガモロボットというと語弊はあるでしょうが、アイガモサイズで雑草とか虫を回収してくれるロボットは作れると思います。費用対効果でアイガモにまさるかどうかは疑問ですが。頑張れ長井工高生。