かってにインパクトファクター

子育てサラリーマンが日々の雑多なことをつらつらと綴ってます。時々政治ネタ経済ネタコンピュータネタなどをはさみます。

「人工の星」で天体撮影鮮明に 国立天文台・理研が開発

地上100キロ辺りにナトリウム原子がたくさん分布している層があって、ナトリウム原子が発光しやすい周波数のレーザーを当ててやることで、地上から星の様に見える12等級の点を作れると。そして、その人口の星を利用して大気のゆがみを測定し、天体観測の精度をあげましょうというニュース。
なかなか面白い技術です。少し前に、空をテレビにする装置を開発というニュースを見ましたが、今回のも技術的には近いものです。大気の揺れを計測できると、

  • 星の観測
  • 大気(天気)の観測
  • GPSによる地殻の移動の計測

などに利用できそうです。また大気の揺れから地球の内部の影響を(有るか無いかも含め)調べることで、地震の余地などに役立つ可能性も有ります。地震が起きる前には、前兆として地殻がわずかに動き、その際に発生する電磁波で大気が固有の動作をするとかあったら楽しそうです。
逆に問題として、アマチュア天体観測家の方が勘違いをして名前をつけてしまう(名前をつけるときに発覚すると思いますが)ということが有るかもしれませんが、それはそれで一興かと。