かってにインパクトファクター

子育てサラリーマンが日々の雑多なことをつらつらと綴ってます。時々政治ネタ経済ネタコンピュータネタなどをはさみます。

6月の世界の地上気温、過去最高に 平年比0.64度高

タイトルのマンマです。
地球は、過去に全球凍結など非常に強烈な環境の変化を経験しているわけです。そして、今もその変化は続いているわけで、変化の周期が非常に長いので我々人類にはいまいち実感が無いだけです。
ようするに、この程度はあまり気にする必要は無いと思います。
気にするのであれば、”もう少し気温が高くなったとしても快適に過ごすためにどうすれば良いのか”という方向の方が建設的だと思います。


例えば、打ち水住宅はこの前のWBSでも紹介されていましたが、非常に面白い技術です。いろいろな課題はあると思いますが、東京は箱型の建物も多いので、導入が進んでくれると良い感じに冷えます。メリットデメリットには以下のようなものが考えられます。

  • 壁からの副射熱(壁から発する赤外線)を減らすことで、部屋の体感温度を下げる。
  • 外からの熱が部屋に入りにくくなる。
  • 打ち水効果が期待できる。クーラーのように熱を移動させるのではなく、気化熱*1によって熱を逃すため、広まれば町全体を冷やす効果がある。
  • 空気の埃も吸収してくれそう。
  • 風が強いと水しぶきが飛びそう。
  • 導入により、冷房の電気消費量が10%〜20%削減できるとあるが、設備投資等を含めると、費用の回収に時間がかかりそう。
  • 水の循環に電気が必要(この電気代がクーラーの費用と比較するときに考慮されているかどうか不明)

※水を循環させることで、水の使用量は蒸発分だけとなり、冬場の雨水を貯めておくだけで夏を乗り切ることも出来そうだとWBSでは紹介していました。
まぁ否定的に見ることも出来ますが、風の強い日は止めれば良いし、水の表面張力を考えて量を調節できれば問題なさそうです。
とくに花粉が激しい季節には助かる人は多いかもしれません。水を循環させるフィルターはつまりそうですが・・・。


だいぶ話がそれてしまいました。温度上昇が続くとモルディブ等の海抜が低く小さい島国は大変です。”地球の大きな変化の流れで二酸化炭素排出は小さな問題”と言って納得して頂けそうにありません。でもホントあの辺どうするんだろう?


少し話がそれますが、関連した話題としまして。

*1:水は温度が同じでも液体より気体の方がエネルギーが高いため、蒸発時に液体の降れていた部分を冷やす効果があります