かってにインパクトファクター

子育てサラリーマンが日々の雑多なことをつらつらと綴ってます。時々政治ネタ経済ネタコンピュータネタなどをはさみます。

「Winnyの入ったPCでは作業しない」経産省原子力安全・保安院が規則化

えーと。なんと申して良いものやら。
Winny(ウィニー)自体は良いけれど、それが原因で情報が漏れちゃかなわないと言うことですよね。でも最近はポストWinnyと噂されるソフトも育ちつつありますしねぇ。というか、言われんと分からんのんか?
ということで、Winnyって何ぞやということを興味をお持ちのおじさまにも分かりやすく解説してみたいと思います。

Winnyとはなんぞや?

箇条書にしてみますと、

  • 個人のパソコン同士を直接結ぶ(中央で管理するサーバーが存在しない)
  • どこにWinnyが起動してあるパソコンがあるのかと言う情報はインターネットでまとめて仕入れることが出来る
  • 個人が望む望まないにかかわらず、こっそりソフトを広めるため、どこが配布の大元で誰がダウンロードしているのか特定できない
  • 個人のパソコンにデータがたまる(速いと1日10GBとか)が、基本的に暗号化されているので、パソコンの所有者もどのようなデータを持っているのか分からない
  • ダウンロードを指示したデータは、さまざまなパソコンを介して手に入る。しらない間に自分のパソコンに入っていた場合には即手に入る
  • どのようなデータが存在するのかは、自動的に調べてくれる
  • 通信自体は暗号化されているが、その鍵がくっついているので、何をダウンロードしているのか解析可能(業者レベルでの話)。ただ、本当にパソコン所有者が希望してダウンロードしているのかどうかはWinnyの特性上特定できない
  • 過去にWinnyによる著作権侵害で逮捕された人はネットでデータを持っていることを公表していた。
  • ダウンロードだけ行うことが出来る(Winny以前のネットでは犯罪かどうかにかかわらず、ギブアンドテイクが基本で、自分もデータをアップロードすることがエチケットだった)
  • 独自のBBS機能を内蔵している
  • Winnyの作者も著作権侵害の幇助で逮捕されている。刑が確定するかどうかは微妙。
  • 最近は紛らわしいファイル名のデータを作って、著作権侵害となるデータを検索に引っかかりにくくするという防御法が流行っている(と思う)。
  • やっぱりいやらしいデータが多い(という噂)。

と言う感じです。とりあえずはこれらを抑えておけばよさそうです。

Winnyを使いつつウイルスから身を守るためには

Winnyを使用するとウイルスによってパソコンが壊れてしまうというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、

  • フォルダと同じ形のアイコンの実行ファイルを簡単に作れる
  • ネットで簡単にウイルスチェック出来る(ウイルスチェック)

と言う一般的なことを知っていれば、Winnyを起動するだけでいつの間にかウイルスに感染していたと言うことはありません。
注意するべきは、フォルダの形をしたアイコンでしょう。思わずクリックしてしまいます。Winnyでダウンロードしたデータは一度はウイルスチェックにかけることをお勧めします。
ちょっと脅かしておきますと、Winnyのウイルスによってデスクトップの画像を定期的に送られ、メッセンジャーなどでかなり性癖を公開してしまった人や、御自分の恥ずかしい写真がこっそりアップロードされてしまった人もいます。
オキヲツケアソバセ