直売所の整備支援など提言 地産地消で農水省検討会

地産地消を推進するために、直売所の整備を行いましょうよということで、来年度予算の概算要求に盛り込むそうです。
昔、安い野菜を探しに放浪したことがあるのですが、意外と直売所って高いんですよね。正確には、思ったより安くないっていうか、スーパーと変わらんじゃんと言う感じです。ここら辺は探せば無人販売所(格安)もあるので、そこで済ませると言う方法も無きにしもあらずなんですが。
真面目な話をしますと、日本は他の国と比べてもフードマイレージが高いんですよね。フードマイレージとは、食品の輸送量と距離をかけたものです。２０００年のデータで日本は5,000億トン・Km、韓国は1,500億トン・Km、米国は1,400億トン・Kmとなっているそうです。日本は島国ですが、北が封鎖されている準島国の韓国でもこの程度と言うことを考えると、やはり日本はだいぶ高めです。食品を多く輸入していることも原因です。今回のニュースは、この値を少しでも小さくしましょうというための一つの政策だと思います。
私は自然環境での循環は、エネルギーだけでなく全てに言えますが、小さくあるべきだと思っています。それはフィードバックが早くなり、影響が小さくなるからです。地産地消も循環を小さくすると言う意味では私は声を大にして推したいですね。そして、もうちょっとお安くして頂けると言うことありません。おそらく難しいんでしょうけど。