かってにインパクトファクター

子育てサラリーマンが日々の雑多なことをつらつらと綴ってます。時々政治ネタ経済ネタコンピュータネタなどをはさみます。

イヌのクローン作製に成功、韓米の研究チーム

犬のクローンが韓米研究チームで成功しましたよと言うニュース。
犬の耳から細胞の核を取り出し、卵子と融合させ母体となる犬に戻したところクローンの犬が出来たと言うことです。
これで、羊、マウス、牛、ヤギ、ブタ、ウサギ、猫、馬につづき、犬でも成功したと言うことになるそうです。
クローン技術によって動物を作ってゆくことには、医学上非常に大きな意味があります。それは、薬などの作用を調べるときに、個人差を考慮しなくてよくなると言うことです。同じ遺伝子を持つ動物を同じ環境で育てれば、薬の違いがはっきり現れる予定です。
本当でしょうか?
このニュースでもありますが、犬のクローンで産まれたのは2匹です。そのうち一匹は22日後に肺炎になって死んでいます。このクローン。元の動物と比べて寿命が小さくなると言う程度であれば、問題はないと思うのですが、それ以外の病気による耐性の違いなどが一体どこから来ているのか分からない限りは、個体差が無くて医学的に良いとは言えないような気がします。テロメアが疾患にも影響するのだと分かればそれはそれで大きな発見なのですが。