マリモは浮き沈みしない説が今まで有力だったんですね。意外です。
なんでも1923年に西村真琴・北大教授(故人)が掲げた「浮沈説」が論争の種のようですが。マリモは波のあるところでは生成した気泡がすぐはがれてしまうので、実際の湖では浮き沈みしないと思われていたらしいです。水槽では浮き沈みは証明されていましたが。
近くを通っていた大型遊覧船が航路を変更したためにマリモが浮き出したということです。
タンポポは風に乗って自生範囲を広げていますが、マリモは水面まで浮かぶことで遠くまで自分を運ぶ道を選択したのかもしれませんね。