かってにインパクトファクター

子育てサラリーマンが日々の雑多なことをつらつらと綴ってます。時々政治ネタ経済ネタコンピュータネタなどをはさみます。

◎「日本アニメの魅力書いて」=中国などから記者を招へい−外務省

外務省が、アニメなどのジャパンカルチャーを紹介するために、東南アジア各国の文化担当記者を招聘(しょうへい)すると発表しましたよというニュース。
私の近くにも、いわゆるアニメオタクな人間がおりまして、ときどきアニメを借りたりします。ちょっと路線が違うので、見たいものが少ないとかいう気もしないでもないんですが・・・。
えっとですね。話を元に戻しますと、前から思っていたんですが、日本のアニメは日本の価値観や文化が非常に良く現れていると思うんですよね。良い意味でも悪い意味でも。たとえば、最近借りている”かみちゅ”では神様がでてきます。神道(しんとう)の神様です。アメリカ人に靖国神社を悪く言うには、”東條を神として祭っている”とか言えばいいわけです。多くの宗教は1神教ですから、その唯一の神に東條が来ていると思えばあんまりいい感じはしないかも知れません。しかし、”かみちゅ”に出て来る神は山程います。というかしょっぱなから中学生が神様です。国家神道としてこの設定は無いでしょうが、”どこにでもいて”、”完璧でなく”、”個人的願をかなえてくれない”神様ばかり登場します。日本の神様を英語のゴッドと訳すこと自体に無理があるというか、日本の神は外国のフェアリー(妖精)だろと思うわけです。しかし、このあたりの世界感は言葉で説明してもなかなか向こうの人は理解してくれません。不思議なアニメですが、かみちゅはこの辺を良く表しています。
他にも日本の文化や思想を良く表現したアニメや漫画は山程あります。これと日本の文化的思想による解説をセットで広めることで、如何に日本人が平和に暮らしているのかというのが効率的に広まってゆくのではないかと思います。
そして、最終的には諸外国が日本的思想に染まるまで行かなくても、他者の事を慮(おもんばか)って、思想の違いをやさしい気持で見守ってあげることができる人が一人でも増えてくれると世界が平和になって良い感じです。





わたしはアニオタじゃないですよ。