Samba3.0の導入
Windowsからフォルダ感覚でファイルの文字コードなども気にせずUNIXにアクセスするために、Sambaを導入。FreeBSD onlyです。個人的なメモ程度です。ご了承をば。
早速インストール。
#cd /usr/ports/converters/libiconv
#make -DWITH_EXTRA_PATCHES install
で、日本語を扱えるようにライブラリにパッチを当てておきます。otsuneさんご指摘ありがとう御座います。
一応確認
そして、本命のサンバをインストール。
#cd /usr/ports/net/samba3/
#make install
つぎに設定ファイルの雛形から設定ファイルをコピー(必要ないかも)
#cp /usr/local/etc/smb.conf.default /usr/local/etc/smb.conf
Sambaでアクセスしたいフォルダがあれば作る
#mkdir /home/samba
自分で設定するのは面倒くさいので、ブラウザ経由で設定する
#vi /etc/inetd.conf
(#swatで始まる行の#を削り、エディタ終了)
#/etc/rc.d/inetd reload
Sambaサーバが置いてあるIPを192.168.10.1とすると、
192.168.10.1:901
にアクセスする。
ログインはrootで行う。
設定前の確認として
WindowsのワークグループはHATENA
アクセスは192.168.10.5から行う
ユーザーはSambaを起動するPCにすでに存在するアカウントを用いる
今回は hoge
先ほど作ったフォルダ/home/sambaのアクセス許可をhogeにも与えておく
早速設定。globalsで(=は入力の必要ないです。)
[globals]
dos charset = CP932
unix charset = EUCJP-MS
workgroup = HATENA
os level = 0
wins support = YES
hosts allow = 192.168.10.5
でSamba全体の設定は終了。
個別のアカウントの設定を行う。
[password]
(新規ユーザーの追加でローカルマシンのhogeとパスワードを設定)
[shares]
(ファイル共有の選択でhomeあたり(適当)を選択。)
path = /home/samba
user name = hoge
read only = no
create mask = 0770
directory mask = 0770
browseable = no
これでとりあえずは、Windowsフォルダ感覚に使えると思います。
次はWindows側の設定。
[ネットワーク接続]-[~接続]のプロパティを開く
Microsoft ネットワーク用クライアントをチェック後OK。
[システム]-[コンピュータ名]-[変更]で
ワークグループをHATENAに設定。(今回はHATENAを例にしましたが、ご自分の環境に合わせて適当に変えてください。)
[マイネットワーク]-[ネットワーク全体]-[Microsoft Windows Network]でSambaサーバが見える。
んー。ちょっと説明不足かも。
設定を一通り終えてから、思い出しながら書いてるだけなので、間違いもあるかも。
あと、ネットワークのセキュリティを考えると、あんまりアクセスを許可すると危険ですのでご注意ください。