途上国の電子ごみを処理 アジアの汚染防止で環境省

ということで、逆輸入のお話です。
途上国での精密機器のリサイクルは非常にいい加減(コンロ等の火に直接基板を当てて金属を溶かして取り出すなど)にされているので、環境汚染が広がって手を付けられる前に日本で処理しましょうよという取り組みです。
アジア各国で環境汚染が広がれば、農作物等を輸入していたり、観光に訪れる日本人にも影響はありますし、そういう意味では日本の税金を投入して処理するメリットは多いにあると思います。一番は途上国でも処理できるレベルの処理方法を伝授することなんでしょうけど、最終的には使う人の問題になって来ますから。
ということは、日本で使われた中古の電子部品が途上国に輸出され、使えなくなったら日本に戻ってくると。またずいぶん大きなリサイクルの弧ですね。