かってにインパクトファクター

子育てサラリーマンが日々の雑多なことをつらつらと綴ってます。時々政治ネタ経済ネタコンピュータネタなどをはさみます。

TBS放送免許停止に関する署名活動について思うこと

だいぶお堅いタイトルになってしまいましたが、昨日秋葉原をうろうろしていたら、こんな内容のビラを配っていたのです。

えぇ。最初は素通りしそうになりましたけど、一歩戻ってビラをいただいてきました。


なるほど、TBSは困った放送局なんですね。まぁいまさらですが。
私としては、この活動を応援するつもりはあります。
しかし、この活動をされている方はどの辺まで実現可能だと思っておられるんでしょうか?もしくはどの辺りに落とし所を持っていくんでしょう。
オウム事件のように人が亡くなっている場合はまだしも、それ以外のケースというのはかなり頭の悪い”おいた”程度でしょう。それをもってして、国家が放送免許剥奪すると言い出すと、それは”言論封殺”という色の方が強くなってしまうんじゃないでしょうか。
申し訳ないことに、もし私がTBSの社員だったとしたら、この活動はちょっと”苦笑い”程度で痛くも痒くもないと思うんですけど。

おそらく、この署名活動は、このまままっすぐ進む限りにおいては、”たくさんの署名を提出したけど、政府は動いてくれなかった。不逞野郎だ!”で終わってしまうと思うんですよね。

しかし、個人的にはやはり、TBSというか、歪曲報道をした放送局にはそれ相応の対価を払っていただいてもよいと思うわけですよ。そうすることで、マスコミ業界の自浄作用を促すというのが健全な気がします。というか、現実的な気がします。

たとえば、その放送局に勤めている方の給料に影響を及ぼす程度に利益がなくなるとか。


じゃあお前いい方法考えろよと。そういわれますとですね。んー。ここはひとつ


”山田バウ流”


で行きますか。

私も結構うろ覚えなので、ちょっと昔の本を掘り起こしてですね。えーと。
この山田バウさん。なんだかフロンが地球温暖化に強く影響しているにもかかわらず行政が動かないという状況をみて、自ら脱サラ?してフロン回収技術を借り受け自治体に働きかけたそうなんです。もちろん自治体はまったくと言って良いほど動いてくれません。そんなわけで、ちょっとやり方を変えて、”レスポンス環境文化研究会”なるものを勝手に作り、”おたくの自治体ではフロン回収をどのようにされていますか”という風に回ったらしいです。同時にその自治体のある区域の議員、市民団体にも働きかけることで見事行政を動かすことに成功したと。


ちょっと適当な要約ですがそんな感じです。
放送局のお客さんである企業にも働きかけたてみたらいかがでしょうか。最近大手の企業は”社会的責任”ということを強く意識するようになって来ていますし、宣伝部辺りを攻めてみると良いかもしれません。もちろん同時にその企業のお客さんである一般市民(およびステークホルダー)の方にも働きかけるんですよね。具体的にはわかりませんが、”企業が番組のスポンサーになるのであれば、その番組、ひいては放送局の方針にもある一定の責任は持つべきですよね。”という意識を持ってもらうと。あと、最後は見方になってくれるマスコミを見つけることが出来ればいいのかな。贅沢を言えば、企業としてのある程度のミス(一個人の思想から出た悪意のある偏狭報道でも放送局がそれを見逃すとう意味では過失程度だと考えています。ほら、一発だけなら誤射かもしれないとも言いますし。)ならば、関係者への処分である程度許されるという下地が出来ればばっちりです。


問題は、やりすぎると、企業が強くなりすぎて、不祥事が報道されにくくなるということでしょうかね。トヨタとかソニーとかの。


うちは大丈夫なのかなぁ。ちょっとその辺も聞いてみるかって同期新卒ばかりだから裏事情まで知らないだろうなー。