かってにインパクトファクター

子育てサラリーマンが日々の雑多なことをつらつらと綴ってます。時々政治ネタ経済ネタコンピュータネタなどをはさみます。

反動ですよね。

こんな記事がありました。
週刊金曜日ニュース» ブログアーカイブ » 「ヘイトスピーチを煽動する本」を売ることの責任――出版関係者がシンポジウムを開催

加藤氏は、韓国の大型書店ではベストセラーなどの書棚に、いわゆる「反日」的な書名がほとんど見当たらないことなどをスライドを交えて紹介。日本の現状と比較して、参加者からも「恥ずかしい」といった声があがった。

このシンポジウムに出ている人たちがどのような思想の人たちなのか知りませんが、個人的には日本と比べて韓国の方が恥ずかしいことが多いでしょうから全く気にする必要はないと思います。


この記事を読んで私が思うことというか、私も思い当たることがあるんです。

もう結構前ですが、私が中学生の頃、中学2年生くらいだったかと記憶しているんですが、その時の社会授業は、とてもわかり易く、成績も伸びやすいと人気の先生が担当でした。
実際、授業中に覚えさせるという姿勢でいつも授業に望んでおり、私も良くターゲットにされたことも有りこの頃の社会の成績はとても良かった覚えがあります。
この頃に覚えた年代位は未だに覚えています(内容はおぼろげですが。。。)

で、なにが思い当たるのかということなんですが、ちょうど第2次世界大戦の話になったときに、この先生、日本は朝鮮にとっても悪いことをしたんだって話をしたんです。
中学生にとっては、現実感のない話で、そんなもんかくらいにしか聞いてなかったんですが、今でも印象に残っているのはその先生がエヴィデンスとして使った一枚の絵。写真じゃないです。あれは絵でした。

小高いところから、多くの日本兵が谷に下って攻めているところで、灰色の大地にいっぱい日本の旗が立っている。

今でも状況が全くわかりませんが、その先生が言っていた「日本はこんなふうに旗をいっぱい立てて朝鮮を攻めたんだ」ってことだけは覚えています。

で、その絵と日本は悪いことをしたんだってことだけ非常に印象に残ったまま、高校大学と事あるごとにその絵が思い出されたんですね。

大学生の頃に付き合っていた彼女と広島に言った時も、原爆ドームの周辺をぷらぷらしていたら、「アメリカが原爆を落としたことに抗議しましょう」って署名を求めている人がいて、私に話しかけてきたんですが、「日本は朝鮮におんなじように悪いことしたんだから、アメリカだけに言ってもダメでしょ」なんて言い返した記憶があります。

今求められても署名はしないですが、個人的にはかなりの黒歴史になっています。


そんな私は、そのまま大学院に進むわけですが、その大学院で、同級生と戦争について会話する機会がなぜかありました。その時も私は「日本は朝鮮に悪いことしたんだよね?」(私は理科数学しかできないですが、話し相手は全般的になんでもよく知っている人なので)と聞いたんですよ。
そしたら、その同級生が、とりあえずこれでも読んでみれば?ってメールでURLを送ってくれたんですね。
それが、当時のURLとは同じか知りませんが、下記になります。
【KanonSS】コリアンジェノサイダー・nayukiトップページ

もう衝撃でした。
確かに私が中学の頃に教わっていた社会の先生は、学生運動に参加していた偏った人でした。中学生相手に、学生運動に参加していて、その時、その大学が嫌になって別のレベルの低い大学に入り直したおかげで教師なんかやっているって言ってました。
うん。中学生どころか今の私でも理屈がよくわかりません。
今の私なら、せいぜいもてなかったから学生運動に参加してたんだなくらいの感想は持つでしょうが。

そんなちょっと偏った先生のお陰で8年近く私も間違った知識を持ち、左に偏ってしまっていて、周りにも発信してしまっていたわけですが、院の同級生のおかげで、中央によって。。。
なんてわけにも行かず、左に寄りつつ、黒歴史まで作っていた私はそれからはもうグッと右によって様々な情報を集めるようになってしまったわけです。

ということで、かなり遠回りしてしまいましたが、一番最初にリンクした記事には、日本人の「嫌中憎韓」が恥ずかしいとかありますが、これって一時的な反動で左から右によった影響でこの系統の本が売れているだけで、一過性だからそれほど気にする必要はないと思うんですよね。

左に寄ってたものが、一度右によって、それから真ん中になればいいんじゃないでしょうかね?



ちなみに、この流れと、最近のヘイトスピーチを一緒にいてはいけません。あれ、一度生で聞いたこと有りますが、言葉が汚すぎて説得力が無い上に品性まで疑うシロモノです。
伝えたいことがあるんだから、もっと大衆に伝わるように伝えればいいのに。そんなふうに思いました。そしたら、そこから反論も出るでしょうが、いろんな意見の人もいるんだって周知されていい感じになるんだと思うんですよね。
まあ、どこからがヘイトでどこまでがヘイトじゃないのかを議論する場ができるのであれば、あれはあれで良いのかもしれませんが。