あのお金はいったいどこに消えていっているんだろう
中国人の嘆きが投稿されていました。
日本にいるときには、年間10数日の有給休暇が付いていた。そして、数えられないほどの法定祝日もあった。帰国後、中国では電話の電源を毎日365日切ってはならず、上司の呼び出しを待っていなければならないということに気付いた。
日本にいるときは、600円でご飯とスープ、デザート付でおかずの量も十分なランチが食べられた。帰国後、同じレベルのランチが東京の2倍の金額を出さないと食べられないことに気付いた。なのに、帰国後の給料は日本にいたときの半分以下なのだ。
日本にいるときは、職場のある街に100平方メートルあまりの高級マンションを、内装を加えても7、8年分の給料分で買える。帰国後、7、8年分の給料では、トイレしか買えないことを知った。
日本にいるときは、コンビニエンスストアでたばこ一箱や酒一本、さらには消しゴムを一つだけ買っても、店員は礼儀正しく、親切だった。帰国後、スーパーマーケットのレジ係がみんな顔をこわばらせ、眉間にシワを作り続けていることに気付いた。
最近中国のニュースでは、この手の一個人のブログ的なものを取り上げる記事が比較的多く見られます。
そして、この手の嘆きも結構多いです。
なので、これ自体はそれほど珍しいものではないんです。
そして、確かに日本人の私が見ても共感することが有ります。
仕事で上海に出張に行くことが有りますが、物価が日本と遜色ないんですよね。確かに。
そして、同僚の中国人が給料が少ないと嘆いています。
日本より物価の高いスイスでは、その分給料がいいですよね。
日本より物価の安いインドでは、その分給料が安いです。
では、なぜ物価が日本とたいして変わらない上海で、給料が日本よりぐっと少ないんでしょうか?
感覚的には、物価は8掛け、給料は4掛けというところでしょうかね。
※記事では、ランチは日本の倍と言ってますが、それは日本と同じクオリティーで食べようと思ったらということだと思います。料理の味以外のクオリティーをぐっと下げれば、もうちょっと安く食べられます。
そりゃ中国人富裕層儲かりますわな。