かってにインパクトファクター

子育てサラリーマンが日々の雑多なことをつらつらと綴ってます。時々政治ネタ経済ネタコンピュータネタなどをはさみます。

こち亀に学ぶメタボ対策

厚生労働省が、メタボ対策に保険料の減額も含めた方法を検討しているようです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141012/k10015333481000.html
NHKのリンクが切れたので、同等のニュース記事に貼り直します。NHKってニュース保存してないんですね。
厚生労働省 メタボ改善なら保険料減額を検討 - Ameba News [アメーバニュース]

厚生労働省は、増え続ける医療費を抑制するため、中高年に生活習慣病の予防に取り組んでもらおうと、メタボリックシンドロームに該当する人の血圧や血糖値などが改善した場合、医療保険の保険料を減額する制度の導入を検討しています。


これね。一昨年に半年ほど保健指導を受けて、指導通りにこなしたにもかかわらず体重が全く変化しなかったんですが、昨年頭から気合で食事療法を強行して、10キロ程度体重を落として標準の枠内に入った私は減額の対象じゃないんでしょうか?

かの有名な漫画、こち亀でもネタで有りまして、
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更生した不良なんかよりも、もともと善良な人のほうがよほど偉いでしょというものですが、これと同じ議論だと思うのです。

メタボから改善すれば、保険料率を減額するなんて、極論すれば、病気のリスクごとに保険料を決めましょうと言っていることと同じです。
だったら、血糖値、血圧、体脂肪率、骨密度などあらゆる健康に係る要素のうち、基本的には本人の努力によって改善出来る部分について、その要素からリスクを算出して、保険料率を算出してみてはどうですかね?

もちろん、例えば体重でも、本人が努力してもどうしようもない体質、薬の副作用を除くなどの例外処置は必要です。出産に伴い、標準よりずれてしまう数値なんかも対象の人からは除外したほうがいいでしょう。

そうやって、あらゆる健康に関する数値から、リスクを算出して、保険料率を計算しつつ、その数値を改善するための手段を提示し、実施結果を集計するなど改善を続ければ、病気のリスクを極限まで下げることの出来る社会を構築できるかもしれませんね。


ようするに、
去年頑張って体重下げたのに、保険料率減額対象外なんて言わないでね
ってことが言いたかったのでした。