かってにインパクトファクター

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その気持、よく分かるよ。

日亜化学が、中村氏と仲直りしたくないらしいです。


日亜化学「感謝で十分」 中村氏の関係改善呼び掛けに - 47NEWS(よんななニュース)

日亜化学「感謝で十分」 中村氏の関係改善呼び掛けに

 ノーベル物理学賞受賞が決まり文化勲章を受章した中村修二・米カリフォルニアサンタバーバラ校教授が、発明の対価をめぐる訴訟で争ったかつての勤務先の日亜化学工業徳島県)に関係改善を呼び掛けたことに対し、同社は4日、「弊社に対する深い感謝を公の場で述べておられ、それで十分」とのコメントを出した。

 「貴重な時間を弊社へのあいさつなどに費やすことなく研究に打ち込み、物理学に大きく貢献する成果を生みだされるようにお祈りする」としている。

 中村氏は文化勲章の親授式があった3日に記者会見し、日亜化学工業に対し「過去のことは忘れて関係を改善したい」と呼び掛けていた。

会社としては、世界中で誰も成功していない開発(=非常に成功の可能性が低い)に、会社の規模としては異例の規模の資金を投入し、(あくまで会社サイドの視点に立った意見ですが)何もリスクを取らず、主な研究は部下にさせ、しっかり特許だけは自分の物にして、さらに昇進させてもらって、挙句、会社を悪者にして莫大なお金を請求する裁判を起こした人を、長い年月が過ぎて許してあげられるのかということなんですよね。


まあスケールは全く違いますが私も同じような事がありますよ。
学生時代にどうしても許せないことがあって、その元凶となった後輩とは、私の同級生とつながっているんですが、その後輩が出てくるとわかったら、同級生とも私は合わないんですよね。

あくまで私の場合はなんですが、時間が経てば許してくれると思われたくないんですよ。その後輩にという狭い意味ではなくて、広く一般的に。

もちろんその後輩も分かる必要はあると思うんですが、その周辺の人達も含めて、場合によっては時間が経過したからって何も解決にならない、自体は好転しないこともあるんだということがわかってほしいんです。
だから、もう10年も20年も前のことで、その問題自体はどうでもいいことなんですけど、だけど、同じようなことが、軽い認識で起こらないように、許してはいけない場合もあるんではないかと思うんです。

もちろん、周りにうるさい外野もいます。
あの手この手を使って、もう許してやってもいいんじゃないのかとか、心がせまいんだねとか言ってくるんですよ。

逆にこういうことを、時間が経過しても許さないことで、大きなトラブルを抱えようとする人に対して、その行動は、一生つきまとうんだよって認識してもらうことに寄与するんではないかなと思うんですよね。

ということで、取り留めもないこと書いてますけど、個人的には日亜化学の対応は応援してます。
外野がとってもうるさいと思いますけど、頑張ってください。