奥さんの涙腺が緩いのか、心がピュアなのか、私の心が腐ってるんですね
日曜日にテレビを見ていたら、ちょうどニュースが流れたんです。
いつもはテレビでニュースなんて見ないんですけど、ネットで羽生選手がぶつかったってタイトル位は目に入っていて、きょっと気にはなっていたんですよ。
ちょうど奥さんも近くにいたんで、羽生選手、この後怪我するらしいよってことを言ったら、奥さんも興味持ってテレビを見だしたんですね。
で、試合前の公式練習の時間の映像が流れて、中国の選手とおもいっきりぶつかってたみたいなんですよ。
中国の選手は後ろ向きから前に向いた直後で、ぎりぎりぶつかる直前に手が出ていたんで衝撃は小さかったかもしれませんが、羽生選手は事前に全くわからなかったらしく、防御をとれずにぶつかり、その後リンクに顎を強打して痛々しい限りでした。
練習後、監督にも、「ヒーローにならなくていい」「自分の事は自分にしかわからないよ」とか言われていたようですが、試合に出ることには決めたようです。
試合では、高度なジャンプをするたびにこけて、計4回位こけていたと思います。見た目も頭に肌色の包帯らしきものをまき、顎にも肌色の絆創膏らしきものを貼って、華やかなフィギュアに似合わずかなり痛々しい状況。
それでも頑張っている姿がちょうどいいやと思って、一緒に見ていたお兄さんに、
「あの兄さん、さっきぶつかってイタイイタイなのに、最後まで頑張ってるね」
って話をふって隣を見ると
奥さんがぽろぽろ泣いてる。。。
え?泣くとこなの?
ニュースだったので、試合とか練習のぶつかった瞬間とかひたすらリピートして、結果をなかなか伝えなかったので、私、心のなかで「結果マダー」とか思ってたんですけど。。。
しかも、高得点だったということを聞いた時も、「フィギュアって印象が強くスコアに影響するスポーツらしいしねー」位にしか思いませんでした。
いや頑張ってたとは思うんですよ。
なんだろうね。この差は。