かってにインパクトファクター

子育てサラリーマンが日々の雑多なことをつらつらと綴ってます。時々政治ネタ経済ネタコンピュータネタなどをはさみます。

今回ほど争点の無い選挙も珍しいのでは?

どうやら、本当に衆議院を解散・総選挙するようです。

首相「アベノミクス解散だ」 2年の政策問われる選挙に:朝日新聞デジタル

首相は記者会見で、今回の解散を「アベノミクス解散」と名付け、「アベノミクスを前に進めるのか、止めてしまうのか、それを問う選挙だ」と自らの経済政策を争点の前面に押し出した。首相は消費税率10%への引き上げの1年半先送りを決定したことに触れ、「税制に重大な変更を行った以上、選挙をしなければならないと考えている」とも説明した。

民主党が、当時レームダックと化していて政治が停滞していた時に、解散をちらつかせて自民党公明党に消費税増税を迫り、三党合意とした法案を、先延ばしにするために解散するということなんですよね?

当時の三党合意が国民の意見を反映していたのかどうか、消費税増税という多くの国民の合意を得られない法案を国民の合意を得る必要が有るのか、まあ色々思うところはあるんですが、それよりなにより、今回の解散・総選挙って多くの皆さんの中で自民党一択では無いのかと思うのです。

なんせ、前回自民党がボロボロだったから、試しに民主党に与党をさせてみようと思っていたほとんどの人は、今回民主党に任せようとは思わないと思うんですよね。民主党がどんなにいいことを主張したとしても。

そして、今回の選挙の目的である消費税10%までの増税延期ですが、例えば消費税を10%に今すぐあげたほうがいいと思っている人、私のように消費税をむしろ下げたほうがいいと思っている人。いろんな意見があると思いますが、それを投票できる政党っているんでしょうか?

え?共産党
世界で2番めか3番目に多くの人を殺している思想主義だと思っているので、さすがにちょっと応援する気は起きないですよね。
最近「海外で戦争する国にさせない」って言ってますけど、あれが与党になったら、「自国民を粛々と粛清する国」になっちゃいますよ。

話題がそれましたが、とりあえずもう少し自民党ががばってもいいと思うんですが、消費税は下げたほうが良い。自民党一党体制(公明党なんてほとんど存在してないですよね)でも、民主党との二大政党体制でも、民意はなかなか反映できないんだと思うんです。

橋下さんも下火になった感あるし、他の政党もしぼんでしまって。

ということで、今回の選挙は、自民党がさらなる力を集めるだけの選挙になって、各政党の争点がいまいち見えず、野党は自民党を貶めることに執心して、国民がほったらかしになり、投票率が極めて低い選挙になってしまうんじゃないでしょうか。

あと、一票の格差とやらで裁判で負ける可能性も今回は否定出来ないですよね。

選挙の行方にはすでに興味を失いつつ有りますので、こっちのほうが興味あるかもしれません。