かってにインパクトファクター

子育てサラリーマンが日々の雑多なことをつらつらと綴ってます。時々政治ネタ経済ネタコンピュータネタなどをはさみます。

話題のラムザイヤー教授の論文(アブスト)をDeepLにかけてみた

最近韓国のかつての売春婦の論文でラムザイヤー教授が(一部界隈で)えらい叩かれてます。

ハーバードロースクールの先生で、もともと日本にも造詣が深い方のようです。

J. Mark Ramseyer | Harvard Law School

紹介文を見ると、子供の頃の大半を日本で過ごしてたとか。

性奴隷説を否定した米論文にぐうの音も出ない韓国 ラムザイヤー論文が明らかにした慰安婦と事業主の間の契約とは(1/4) | JBpress(Japan Business Press)

件の論文はまっとうで、一部界隈の皆さんは、論文自体ではなく、本人の資質を非難するしかないとかなんとか。

 

一体どんな論文なんだろうと探してみたらありました。中身は有料のようなので、アブストだけせっかくですのでDeepLかけてみたいと思います。

Contracting for sex in the Pacific War - ScienceDirect

慰安所と呼ばれる戦時中の売春宿をめぐる韓国と日本の間の長引く政争は、契約上の力学を曖昧にしている。これらの力学は、初歩的なゲーム理論の基本である「信頼できる約束」の単純な論理を反映していた。売春宿のオーナーと潜在的な売春婦は問題に直面していた。すなわち、売春宿は、(i)売春婦の危険性と風評被害を相殺するために十分に寛大な契約構造を必要とし、(ii)売春婦には、観察不可能な環境で過酷な仕事をしながら努力する動機を与える必要があった。

風俗店のオーナーが将来の収入を誇張するインセンティブを持っていることに気付き、女性たちは前払いで多額の支払いを要求しました。女性たちは、戦地に向かうことを知りながら、比較的短い最長期間を要求した。そして、女性たちがサボるインセンティブを持っていることに気づいた風俗店主たちは、女性たちが一生懸命働くインセンティブを与える契約構造を要求したのである。このような表面的に矛盾した要求を満たすために、女性と売春宿は、(i)多額の前払い金と最長期間1年か2年の契約、(ii)十分な収入があれば女性が早期に退去できる契約を結んだ。

 

DeepLすごいな。

まあうちのなくなったばーちゃんも戦争のことはボロクソに言ってましたし、あの戦争が様々な方に多大な影響を及ぼしたのは事実でしょう。契約だろうがなんだろうが戦争がなければ売春しなくて済んだ人も巻き込まれていると思うのでその当たりは、なんとも言えない悲しい気持ちにはなるのですが、それでも真実が一番大切で、そこを起点にお話ができない人とは残念なことに、こちらもお話することはないんですよね。