かってにインパクトファクター

子育てサラリーマンが日々の雑多なことをつらつらと綴ってます。時々政治ネタ経済ネタコンピュータネタなどをはさみます。

多重下請け本当にやめられますか?

COCOA、“多重下請け構造”解消へ 最新API対応も「重要なテーマ」 - ITmedia NEWS

平井卓也デジタル改革大臣は接触確認アプリ「COCOA」の開発会社について、新たに公募した上で現在の多重下請け構造を解消したい考えを示した。米Appleと米Googleの共通規格である「暴露通知API」の最新版にCOCOAが対応していない件についても、新体制の下「非常に重要なテーマ」として対応を検討するとしている。

私自身は、システムの受注をする立場ではないのですが、まれに発注することはあります。

 

発注しても、受けた会社は、外注に出したり、外注からさらに外注に出していたりして、よくわからない人が打ち合わせの終わりの方でも、ひょっこり参加してたりするんですよね。

 

不思議です。

 

これをやめるためには、設計と開発を別会社に分けて、全て成果物を保証しない準委任(役務の提供のみ)にして、発注者がきっちり工程管理と随時のテストをやるしかないかなと。そして、成果物の責任は全部発注者が取ると。

 

ということで、今出している発注は開発も準委任で試しにやってみたんですが、やっぱりそこから外注とかあるんですよね。原因は受けた会社が1部分苦手なところがあったから。あと、受ける側も、開発自体の準委任になれてないですよね。こちらもですけど。

本当はそこ(外注の外注)も発注者側で分割して相手探して発注して、相互連携する部分は発注者が調整すればいいんですけど。

 

いやいや小さいシステムですら無理ですわ。

 

そんな訳で、デジタル庁がーとか言ってますけど、そこらへんの調整とかすり合わせとか、それ以前に開発を想定した設計とか、そのための判断とか、彼らにはできないでしょー。外部から人を入れるとか言ってるてるけど、必要なのはスキルだけじゃないしね。

 

うまくいくことを願ってますが、そんな未来が見えないんだよなー。

 

 

COCOAだけなら難しい箇所はわかってるから何とかならんこともないだろうけど、他のシステムもとか考え出すと、また使えないやつできちゃうかもなー。