かってにインパクトファクター

子育てサラリーマンが日々の雑多なことをつらつらと綴ってます。時々政治ネタ経済ネタコンピュータネタなどをはさみます。

独断廃棄は著者の利益侵害 最高裁「図書館は意見伝える場」

扶桑社の新しい歴史教科書を処分した図書館の行為は著者の利益侵害に当たりますよという最高裁の判断が出たニュース。
歴史には詳しい人が山程いるネットの社会なので、別にそのこと自体には触れません。国内問題ですしね。
最近図書館に行った人ってどれくらいいるんでしょうか?というかこれを見ている人の年齢にもよりますね。
私は大学に図書館もあるし、割と買ってしまう方なので行く機会が少ないんですけど、3年位前にちょっと見に行ったことがあります。市の図書館に。
なんとびっくり、漫画がいっぱい。
夏休みだったので、子どもが漫画を持って立ち読みしてたり、椅子を占拠してたりするわけですよ。
んー。漫画も市民権を得たものです。ただ、書店に行っても小説等は読めても漫画読めないところ多いですよね。
娯楽という意味では漫画もエッセイも小説も差は無いと思いますが、1冊数十分で読めてしまう漫画は出版社の利益から考えても漫画喫茶に限定したほうがよろしいんじゃないですかね?
いや別に”座る席がないじゃーん”とか愚痴を垂れているわけじゃないですよ。漫画が無くてもどうせ受験生で埋め尽くされていますからね。
この問題?は図書館の評価が貸し出し冊数や図書館利用者数によるところがあるみたいですね。
生き残りが大変なんでしょう。しかし!私は言いたい。生き残りを書けて漫画を置いても子どもは増えるけど、大人は増えませんよ。もうちょっと置く本の種類で特色を出して頂けるとありがたいんですけどね。
ということで、私はこのニュースを聞いて、そのうち漫画業界から逆に図書館に、著者の利益侵害のため、図書館に漫画を置かないでという訴訟が出るのではと思ってしまいました。


ちなみに、私は古本屋で漫画を立ち読みし、無い部分は漫画喫茶で補うというセコイ方法で飢えをしのいでおります。あと漫画の読める貴重な書店を車を駆使して捜し出すのも大人の知恵ですよね。