最悪なタイミングのオリンピックだったのかも

オリンピックもようやく終わり、これからは自治体も感染対策に注力できるのかなと思ってたんですが、なんと日本はお盆に突入。それだけならいいんですが、オリンピックを強行？したため国民感情が「だったら俺も」的に流されてしまい、帰省してもいいよねという雰囲気が一部で形成されているようです。

小池都知事「帰省はあきらめて」に都民ブチ切れ！ 「五輪あきらめてって意見、聞いてくれた？」（東スポWeb） - Yahoo!ニュース

小池知事は１３日、定例会見で「最大級、災害級の危機を迎えている」と新型コロナウイルス感染拡大に強い危機感を示した上で、お盆休みの帰省や旅行について「延期、中止などを〝考えてください〟ではなく、諦めてください」と要請。さらに「今なさらないとダメですか、不要不急ではありませんか」「今、抑えないと助かる命も助からなくなる」と警鐘を鳴らした。

　これには都民、国民が怒り心頭だ。小池知事の発言がニュースで流されたと同時に、東京五輪を引き合いに出す人が続出。ネット上では「オリンピックあきらめてって意見、聞いてくれたっけ？」「生活に不要な五輪を開催しておいて、ふざけるな！」「その言葉、五輪に対して１年前から言っていた」という声であふれた。特に小池知事の「助かる命も助からなくなる」という発言には「助かる命をそっちのけでオリンピックやってませんでした？」「命を助けるためにパラリンピックを中止にしましょう」と厳しい指摘が入った。

オリンピックの会長さんが、オリンピックが終わったあと都内観光にいそしんでいたのがバレ、更に政府としても「本人が判断するべき」とか言っちゃうもんだから、これまでも散々自粛で耐えていた国民感情を煽ってしまい、最後のひと押しをしてしまった感じ。

バッハ氏が銀座散策か 五輪相「本人が判断」 - 産経ニュース

国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のバッハ会長とみられるマスク姿の人物が東京・銀座を散策する姿がＳＮＳ上で広がった。丸川珠代五輪相は１０日の記者会見で見解を問われ「不要不急であるかは本人が判断すべきものだ」と述べた。

まあ帰省したい気持ちは分かる。帰省というか、旅行とか気分転換とかね。

でも気持ちはわかるけど、自身の行動で親戚の誰かとか、兄弟とか親とか死んでもまあしゃーないなってな思えないなら帰省しちゃいかんよね。自身の帰省で兄弟が死んでも政府のせいなんですかね。

新型コロナが拡大してた頃、去年の5月くらいだと思うんだけど、日本は感染者を病院にできるだけ行かせないことで、相対的に強い感染力のある株の拡大をうまく防いでいるなと思ってたんですよ。

例えば、若い子に感染しやすい株と、年寄に感染しやすい株ができたとして、若い子は症状が重くなりにくいから咳もあまりせずに市中に広がらないけど、年寄はすぐに咳をするし、病院によく行くから広まりやすく、年寄に感染しやすい株が市中に広がる感じ。

更にいうと、人が死にやすい株が偶然出来て、人が死ぬたび死体を関係者で洗って弔う風習がある文化圏なら、人が死にやすい株が広がってしまう感じ。

日本では軽い症状の株は放っておいて、重い症状の株は自宅で大人しくしてもらって封じ込める作戦なんだなって思ってたんですよ。つまり軽い株で集団感染を目指すと。

ところが年寄はワクチン接種して症状が出にくくなったもんだから、若い子でもしっかり症状が出る株が広がってる様子。

たとえ全国民がワクチン接種しても、今度はワクチンの効きが弱い株が出てくる。

このまま行くと、ワクチン接種で感染拡大は遅くなる（ワクチン接種したあとコロナに感染する人が増えると、症状が小さいらしいので、感染拡大のペースは遅くなる）ので新型コロナの進化が早まり、集団免疫を回避しだす負のループの未来も有り得そう。

mRNAワクチンを接種したあと、新型コロナの生ワクチンを一ヶ月で国民全員接種とかしないと、ほんとに収束しないのかもねー。