医師会という名のゴロツキに絡まれてお悔やみ申し上げます

私はフェスタに行ったこともありませんし行くこともないと思いますが、実はフェスを開催される方の気持ちは少しわかります。

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021開催中止に関して、皆さんにお伝えしたいこと | ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021

分かりやすく、よくまとまっているので、読まれたほうが理解が早い気もしますが、要約すると

1. フェス開催を目指し一年近くかけて自治体含め関係者と協議し、安全なフェスの開催を目指していた
2. 安全対策の項目は数千にも及んだ
3. 開催を今中止すると億の損失が出るが、一日判断が遅れると数千万円損失が膨らむ
4. 開催一ヶ月前に突然茨城県医師会の方が来られて、感染が拡大したときは中止に、やるとしても会場の外も含めて感染拡大予防してくれと曖昧な要望を茨城放送に提出。エビデンスの写真も取ってＨＰで何故か数時間だけ掲載
5. フェスとしての責任は、会場の中だけで、来場は極力自家用車やバスで直行直帰のお願いは出している
6. 変更できないタイミングで基準の曖昧な要望書が出てきたので、受け入れるなら中止の判断しかありませんでした

という感じです。

前も書きましたが、お医者さんはお金に困っていないのか経済で人が死ぬことは想像できないようです。そのため、コロナの直接的な死者数だけ見て、俺たちも仕事してるぜってエビデンスを作りたくてこんなことをしたんだと思います。

おそらく辞めると言うとは思ってなかったんじゃないかな。あと、一年かけて安全な感染予防策を真面目に検討しているとも想像しておらず、とりあえず「気をつけてってちゃんと言ったよ」と言いたくて要望書を提出したと。

本来であれば、半年前から安全に開催するために、予防策の数千の項目をチェックしましょうとか、国内の事例ベースに安全策を追加しましょうとかやるべきだってんですよ。

もっというと、以前も書きましたが、欧米と比べて遥かに低い感染率なので、患者は俺たちに任せて、あんたたちは最低限これだけは守ってちゃんと経済回してくれよって言うべきなんです。極端なことを言うと、高齢者と基礎疾患のある人、そのケアする人だけ外出を抑えてもらって、残りはマスクして建物の出入りは手の消毒してもらうけど、あとはこれまで通りで大丈夫だよとか言うべき。そしてそれを実現するために、邪魔な制度慣習の改善撤廃を提言するべきなんですよ。

私も規模は小さいですけどコンサートを主催したことがあるので、新型コロナの対策はしんどいなとか、中止の決定は辛いなと思うんです。そりゃ関係者も多いし大変だし。でも一番は楽しみにしてわざわざチケット買ってくれたお客さんに不義理になることなんですよね。でも同じ不義理なら中止が一番マシ。

何なら自社のえらいさんが茨城県医師会から要望書を受け取った時に、その場で要望書を破いてエビデンスの写真でも取らせたら、もう一生ついて行きますってなってたんじゃないかなと思うんです。

あと、以前も学術会議の時に書いたんですが、茨城県医師会はその要望書に個人名を記名して公開するべきです。今すぐ。それだけ責任あると思ったら、会場の外まで対策しろとか、感染拡大したらやめろとか、片手間でクソみたいな仕事しなくなるんじゃないですかね。