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かってにインパクトファクター

子育てサラリーマンが日々の雑多なことをつらつらと綴ってます。時々政治ネタ経済ネタコンピュータネタなどをはさみます。

夫婦別姓の選択肢

匿名はてな夫婦別姓の選択肢の危うさについての投稿があったんです。


anond.hatelabo.jp

日本では普通に考えれば男性の姓になるので、そこに特別な意味を持たせる人はいない。ああ、結婚したんだね、と思うだけだろう。でも、夫婦別姓が許されて、そこで男性の姓を選ぶのは、保守的な価値観を尊ぶとか、家庭を大事にするとか、社会生活はあまり重要ではないとか、何らかのメッセージを周りの人全員に送ることになる。

これね。


選択出来ない方が幸せって事例は、実は山程世の中に転がってます。

例えば、夏休みの宿題を夏休みの最初にやろうと思えば、後回しにする選択肢(そして遊ぶ)と、すぐにやる選択肢があって、結局多くの人が後回しにして、夏休みの最後の日にしてしまう。
なんで夏休みの最後の日には出来るのかというと、選択肢がないから。宿題を出さないっていう選択肢がある人は別だけど、必ず出すって思っている人にとっては、選択肢が無いわけです。そして、夏休みの最後に宿題をやるほうのと、最初にやるのでは、最後にやるほうが苦痛ではないのです。

私は宗教を信仰していませんが、信じれば救われるというのもある意味正しかったりします。普通に生きていると、世の中選択肢で溢れかえっています。そこに対して、一つ一つするしないを選択することは、とても負荷のかかる作業です。この選択肢の多くを、教典という代物で絞り込むことが出来ると、負荷が軽減されて幸せになれます。
自分なりのポリシーをしっかりと持つことで選択肢を減らすことは可能ですので、教育次第で宗教は不要だと私は考えていますが。


そして、私の場合、これはポリシーではどうにもならなかった話ですが、選択肢がなくて本当に良かったという経験があります。

それは、家のお話。

今住んでいる場所は、あまり人が住める場所がありません。でも、子供を育てる環境には良かったので、住みたいなと思っていたんですが、ある日その地区を調査していたら、分譲マンションを売り出していたことがわかったんです。それも、気づいた日がマンションを売り切る最終日。選択肢は一番グレードの低い部屋の階違いで、それも2つくらい。
じゃあ上の階でいいやってことで、即決めたんですが、これがまだマンション売り出し初期で、どこでも選べる状態だったらと思うと今でもゾッとします。

なんでかというと、選択肢があるから。

部屋は何部屋とか、アルコープは有る方が良いのかとか、和室が良いのかとか、あとオプションもマンションの早い時期によってはローンに組み込めるので、ちょっとお高い食器棚なども買えてしまいます。

そうなると予想されるのが、何を選んでも結局出てくる嫁の愚痴。

特に、予算の関係等で私が決定したものについては、後々いろいろグチグチ言われそうです。

ということで、選択肢が多いほうが良いのかというと、逆のことも多々あるのです。



ただでさえ相手の宗教や職業、金遣い、相手の親との同居の有無、将来的に介護をしなければならないのかなど、好き嫌い以外に決定するのに考えなければいけない要素の多い結婚に、また一つ大きな選択肢が増えるのは、国として少子化対策待ったなしの状況で得策じゃないかもしれませんね。