かってにインパクトファクター

子育てサラリーマンが日々の雑多なことをつらつらと綴ってます。時々政治ネタ経済ネタコンピュータネタなどをはさみます。

今度は朝日新聞にも意見広告が登場

ちょっと初トラックバックさせていただきます。
ここでは、歴史問題に深く突っ込むつもりは無かったのですが、少しだけ。
扶桑社の歴史教科書問題ですが、韓国で寄付を募り、日本の新聞社に広告を載せました。タイトルのリンク先に画像があるのですが、新聞広告の漫画で生徒がこう言っています。

”戦争ってかっこいいよなぁ”(男子生徒)
”ちょっと、またやってみたいな・・・”(女子生徒)

細かい突っ込みはやめときますが、個人的には逆効果だと思います。
扶桑社の新しい歴史教科書はネットに公開されています。
出来ればどの辺を読めばこのような感想がもてるのか教えて欲しいですね。自分で探すのはちとしんどいです。
塾の講師を過去にしていた関係で、中学時代の歴史教科書もいまだに持っているというか、手元にあったりします。当時の山川出版社の日本史を読むと、今では南京大虐殺と呼ばれているイベントは注釈にこっそり南京事件としか書いていませんでした。朝鮮のこともさらっとしか扱っていません。その割には歴史の先生は、”日本は朝鮮に悪いことをした”と熱弁していましたね。今なら”なに電波な事言ってんだ?”ぐらいに流せるんですが、当時は結構ショックでした。だからこそ、最近になって”そうでもない”という情報を聞けるようになって救われる気分がしたもんです。
うちの祖父は身長が低かったとか電気屋だったとかで二人とも戦争に行っていません。しかし、自分の祖父がやったかどうかに関係なく、同じ日本人として当時の基準で見ても悪行を行っていたという話は、耳障りの良いものではありません。事実なら嫌でも直視すべきですが、無かったことまで直視する必要はないでしょう。
ただ、日本も反省すべきところはあります。その時々に、”まともに相手するのがめんどくさい”から先延ばしにしてきていたために、問題が面倒になっていたりするわけですよね。大規模な難民(リンク先も突っ込みどころ満載のサイトです)を受け入れられないのに日本においておくのはいかがなものかと。
われわれの親の世代はがんばって生活しやすいインフレや経済基盤を作ってくれました。しかし、その代わりに莫大な借金などを含む様々な問題も残してくれました。もちろんトレードオフだったのだと思います。だからこそ、これからはわれわれががんばって解決してゆかなければならないのでしょう。しかし、大きな課題を残してくれたものだとつくづく思いますね。