なんで消費税減税に持っていかないんだろう?
最近めっきり影を潜めた維新の党ですが、なにやら消費税に関する法案を提出したようです。
<維新の党>消費増税延期法案を提出へ (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
維新の党は、来年10月に予定される消費税率10%への引き上げを延期する法案を今国会に提出する方針を固めた。同党幹部が6日、明らかにした。増税をいつまで凍結するかを党内で検討し、他の野党に共同提案を呼びかける。
違うだろーと。なんで今の8%をそのままにしようとするんだろう。
今の政権でも、現状維持はありえるんだから、今の政権ではできないことを提案しないと。
私は日本政府の借金は減らすべきだと考えている側の人です(信じられないことに、このまま増えてもいいと思っている人もいます)。なぜなら、貸し倒れが起きそうな水準まで膨れ上がっているように見えるからです。
もちろん、日本政府は税金を徴収する権利があるので、どこまでも税金を上げれば国債を返済することは、国内で借金をまかなっている限りは可能です。
ただ、その場合には、結局働いている人から取ろうという話になると思うので、そうならないように、それ以前の対応が必要だと思っているのです。
そうなると、税金を今のうちに増やしておかないといけないんですけど、私は消費税には反対なのです。
それは以前にも触れましたが、消費税はお金の消費を阻害する方向に働く税金だからです。
経済はお金が回らないといけないのに、お金が回らない方向に税金かけてどうするんだと。
だったら、相続税からがっぽりとって、それが嫌なら贈与して回せよというメッセージを送ったほうが万倍もマシだろうと。
少なくとも、急速に歳出が増えている社会保障などについては、贈与税で全て賄えよなと思う次第なのであります。
かなり以前には、相続税100%とか、かなりとんがったことを言っていたのに、最近トーンダウンしているんでしょうか?