かってにインパクトファクター

子育てサラリーマンが日々の雑多なことをつらつらと綴ってます。時々政治ネタ経済ネタコンピュータネタなどをはさみます。

権威者の胡散臭い活動と、まともな活動の見分け方

もう何周遅れかわかりませんが、学術会議ってありましまよね。

首相が任命しなかったとかなんとか。

毎日山ほど決定事項が降ってくる首相が、本件しっかり吟味していると考えるほうがおかしいと思うんですが、今回はその件じゃなくて、その後、いろんな学会から反対意見が続出した件です。

「任命拒否は国家に害を与える行為」 人文・社会科学系226学会が学術会議問題で共同声明:東京新聞 TOKYO Web

日本学術会議の会員候補任命拒否問題で、拒否された6人の専門である人文・社会科学系の226の学会などが6日、拒否に反対する声明を連名で出し、理由の説明と6人の任命を求める菅首相宛ての要望書を内閣府に提出した。この分野の団体が出す共同声明では、過去最多の参加数とみられる。

念の為、私が所属する学会も調べてみましたが、特に何も言及なかったです。

試しに、社会政策学会を見ると、


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※余白だけトリミングしてます

 

という感じ。

 

世間では知られた先生なんかも、学術会議なんて知らないとか、ほとんど関わりないとか言われてましたよね。私は恥ずかしながら初耳でした。

 

ちなみに、海外の事例ですが、

AI experts join Elon Musk, Stephen Hawking, call for killer-robot ban

人殺しロボットはだめだよということで、連名の声明を出してます。

 

学術会議任命拒否問題でいろんな学会があーだこーだ言ってますが、権威を出したければ、学会員に署名を求めればいいんですけが、やってないですよね。

日本の学術会では椅子取りゲームで守りたいものが多そうですね。

 

とりあえず、この手の権威が絡んだ活動は、誰がって名前がはっきりしないものは少なくとも信用しないほうが良さそうです。