かってにインパクトファクター

子育てサラリーマンが日々の雑多なことをつらつらと綴ってます。時々政治ネタ経済ネタコンピュータネタなどをはさみます。

最低賃金1000円目指すってよ

最低賃金、全国平均1000円早期に目指す=菅首相(ロイター) - Yahoo!ニュース

[東京 22日 ロイター] - 菅義偉首相は22日の経済財政諮問会議で、賃上げの勢いを中小企業にも広げ、「非正規労働者の処遇改善といった構造的課題にも答えを出すため、最低賃金をより早期に全国平均1000円とすることを目指す」と強調した。今夏にも取りまとめる骨太の方針策定時までに議論する。

大企業は経団連とか圧力かけやすいんですしょうが、中小は難しいので最低賃金で、圧力をかけると。

 

でも海外ではこんな話もあるんです。

黒人を救うには最低賃金を廃止せよ|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 今回こそ、政治家は従来とは考え方を改め、実際に黒人の為になる政策を試みるときだ。当研究所でも教育や刑事司法制度、セーフティーネット(安全網)の改革に関する提言を行っているが、ここではもう一つ、シンプルだがやや意外に聞こえるかもしれない提言をしよう。最低賃金の廃止だ。

 

 否定する政治家もいるが、最低賃金の引き上げによって低所得者層の失業が増えることは、今では広く知られている。2013年の研究では、最低賃金の引き上げと犯罪の増加には、直接的な因果関係があることも明らかになった。これらの実証研究を否定するのは、気候変動に関する研究を否定するのと同じくらい無意味だ。研究では、最低賃金がもたらす悪影響によって最もダメージを受けるのは「若年層の黒人男性」だということも分かっている。それはまさに、黒人の中でも最悪の苦境に置かれている層だ。

要するに、最低賃金を上げると、黒人さんの解雇につながると。なぜこうなるかと言うと、雇う側は、最低賃金が出せない場合は、店をたたるむか、労働を機械化するか、利益を削って雇うなら、その賃金で使いやすい人を雇うことにするので、アメリカでは白人さんの雇用が進んで黒人さんの雇用は失わせたと。

 

日本でも、ちょっとした田舎で、これまで最低時給では日本人は来なかったから外国人や社会的弱者を雇っていたところは、日本人を雇うようになり、外国人や社会的弱者の雇用が失われる可能性があるかなと。

 

そこで日本人の雇用が増えるからいいじゃんと思えるならそれはそれで一つの解だと思います。表立っては言えないでしょうけど、そういうポリシーならそれも考え方としてはある。ただ、もし本当に日本に住む全員が広く幸せになる社会を望むなら、最低賃金を上げることは、逆の作用が働く可能性も考えないといけないようです。

 

沖縄なんか、自動化された工場と観光しかなくなっちゃうかもよ。

 

沖縄をターゲットに考えるなら、あのドイツだけ得するEUの仕組みの逆版で、沖縄独自通過にして、円とは独自のGDP比較による変動させて(市場の為替取引を使うと投資家がえげつない遊びを始めるため)、円は沖縄では通用しませんとかね。こうすると、沖縄は円で見るとやっすい時給になるけど、観光とか投資とかものすごいことになるかも。